排卵してない

早期卵巣不全について

早期卵巣不全について

排卵が来なくておかしいと思うことがあります。

それはもしかしたら早期卵巣不全かもしれません。

通常排卵は一定のタイミングで訪れますが、突然排卵が起きないことがあります。

これを排卵障害と言いますが、その原因は多くあります。

そのなかの一つに早期卵巣不全があり、これから

・基本説明と症状

・原因

・治療法

この3点から詳しく説明します。


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基本説明と症状について

早期卵巣不全は簡単に言うと月経がなくなってしまう状態のことを言います。

女性は年齢とともに女性ホルモンが減少するので、ある程度の年齢が来ると月経が終わってしまいます。

これを閉経と言いますが、その年齢は約50歳です。

しかし50歳にもなっていないのに月経が止まってしまうことがあるんですね。

50歳未満で月経が無くなってしまう状態で他にも早期閉経という病気がありますが、早期卵巣不全は卵巣に卵胞が残っている状態で月経が無くなってしまっていることを言います。

症状は最初に説明したように月経が来ないことの他にほてり、のぼせ、腰痛の他に精神的不安といら立ちなどが挙げられ、心身両方に症状が出ます。


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原因について

早期卵巣不全の原因が現在の医療では100%解明されていません。

ただ遺伝と生活環境の他に自己免疫疾患も原因として挙げられます。

人間の体内には抗体が存在しており体外から侵入し異物や菌を排除する働きをします。

しかし異物と体内にある細胞との区別ができなくなり、自分の細胞を攻撃してしまう病気を自己免疫疾患と言います。

具体的には甲状腺疾患、リウマチなどです。

その他にも化学療法や放射線治療法の副作用でも発症してしまう可能性があります。


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治療法について

早期卵巣不全は検査で「40歳未満」、「4か月~半年間無月経」、「血液検査で卵胞刺激ホルモン値は高いのに卵胞ホルモン値が低い」この3つがあてはまった時に診断されます。

治療はまず患者が妊娠と希望するか否かで方法が異なります。

希望する場合はホルモン療法を行い、その後排卵誘発剤を使用して排卵させます。

妊娠を希望しない場合は更年期障害と同じホルモン補充をする治療を行います。


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早期卵巣不全のまとめ

早期卵巣不全について

・基本説明と症状

・原因

・治療法

この3点から説明しました。

早期卵巣不全は原因が確実に解明されていないため、いつ誰でも発症する可能性があります。

大事にならないためには怪しいと思ったら病院で検査を受けることです。

月経のことなので、人によっては恥ずかしくて医師の相談することに抵抗を感じている人もいるでしょう。

しかし放置しておくと大事になってしまうので、そこは未来のために受診しましょう。

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