排卵してない

卵巣嚢腫について

卵巣嚢腫について

排卵は妊娠に必要な行為であり、これは正常に行えないと妊娠することができません。

排卵は妊娠の第一歩と言えます。

健康な女性であれば定期的に排卵しますが、排卵がスムーズに行えない状態になることがあります。

これが排卵障害です。

排卵障害の原因は様々ですが、そのうち病気が原因の場合があります。

その病気もたくさんありますが、そのなかで卵巣嚢腫という病気があります。

これから卵巣嚢腫の特徴について

・症状の種類

・原因

・治療法

この3点から説明します。

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症状の種類について

卵巣嚢腫というのは卵巣のなかに脂肪や液体などが入ってしまい、それが膨張してしまう状態を言います。

種類は大きく分けて4種類あり、まず卵巣から分泌された液体が溜まってしまう漿液性嚢腫。

ゼラチン状の液体が溜まってしまう粘液性嚢腫。

粘液性嚢腫は主に40代以降の閉経した女性に多く発症します。

3番目は歯や髪の毛などが溜まってしまう皮様性嚢腫。

最後は子宮内膜症が卵巣内に出来てしまうチョコレート嚢腫です。

卵巣が肥大化すると他の臓器を圧迫してしまいます。

卵巣の近くには卵子と精子の通り道である卵管があり、これを塞いでしまうと排卵することができません。

卵巣嚢腫の初期症状はあまりなく、腰痛や腹痛を感じると症状が悪化している証拠です。


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原因について

卵巣嚢腫の原因については現在の医学では詳しく解明されていません。

しかもどの年代でも発症しているので、今は健康でも誰でも発症する可能性があるんですね。

予防策としては女性ホルモンの分泌を正常にすることが挙げられます。

具体的には食事や睡眠、ストレスなど生活状況の改善が必要です。


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治療について

卵巣嚢腫の治療方法は主に手術療法です。

手術の方法も種類があり問題箇所だけを切除する方法と卵巣を切除する方法や子宮を全て摘出する方法があります。

手術方法の決定は病状と本人の希望により医師が決定します。

もし子宮を全て摘出してしまうと今後は妊娠することができません。

卵巣切除の場合は卵巣が2つあるので、片方を切除しても自然妊娠する可能性は残っています。

問題箇所だけ切除する方法も自然妊娠することが可能ですが、再発する危険性も残っています。

先述のように自覚症状が少ないので早期に発見するためには健康な時から定期的に検査に通うことが必要です。

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卵巣嚢腫のまとめ

卵巣嚢腫の特徴として

・症状の種類

・原因

・治療法

この3点を説明しました。

今は他人事のように考えている女性もいると思います。

ただ発症すると治療が大変なので、今のうちから意識することをすすめます。

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