卵巣嚢腫というのは卵巣のなかに脂肪や液体などが入ってしまい、それが膨張してしまう状態を言います。
種類は大きく分けて4種類あり、まず卵巣から分泌された液体が溜まってしまう漿液性嚢腫。
ゼラチン状の液体が溜まってしまう粘液性嚢腫。
粘液性嚢腫は主に40代以降の閉経した女性に多く発症します。
3番目は歯や髪の毛などが溜まってしまう皮様性嚢腫。
最後は子宮内膜症が卵巣内に出来てしまうチョコレート嚢腫です。
卵巣が肥大化すると他の臓器を圧迫してしまいます。
卵巣の近くには卵子と精子の通り道である卵管があり、これを塞いでしまうと排卵することができません。
卵巣嚢腫の初期症状はあまりなく、腰痛や腹痛を感じると症状が悪化している証拠です。