排卵してない

高プロラクチン血症について

高プロラクチン血症について

妊娠のために排卵をしっかり行わなければいけません。

しかし病気の影響で排卵がおかしくなってしまうことがあります。

そのなかで高プロラクチン血症も原因の病気の一つです。

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、この病気が原因で不妊症で悩んでいる人もいます。

これから高プロラクチン血症について

・基本説明と症状

・原因

・治療法

この3点から詳しく説明します。


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基本説明と症状について

まずプロラクチンについて説明します。

プロラクチンというのはホルモンの一種で出産後に分泌されます。

プロラクチンが分泌されると母乳を出すために乳腺が発達してバストが大きくなります。

また出産でダメージを受けた子宮を回復させる効果があります。

そして出産してすぐに妊娠できないように排卵を抑える効果があります。

つまり高プロラクチン血症とは出産もしていないのに血中のプロラクチンの濃度が高くなってしまい、排卵が起きない状態のことを言うんですね。

症状は排卵障害以外には出産していないのに母乳が出てしまうことです。

もし特に何もしていないのにバストが大きくなったら、高プロラクチン血症の可能性があります。


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原因について

高プロラクチン血症の原因として多いのがプロラクチン産生腫瘍です。

この病気はプロラクチンの分泌を指示する脳下垂体に腫瘍ができてしまうことで、過剰にプロラクチンが分泌されてしまう状態のことを言います。

次に甲状腺の機能低下も挙げられます。

甲状腺の機能が低下してしまうと、脳が甲状腺ホルモンの分泌量を増やします。

その時にプロラクチンも一緒に分泌されてしまい、プロラクチンの量が増えてしまいます。

その他にも治療薬の副作用でも発症してしまいます。


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治療について

高プロラクチン血症の治療はプロラクチンが分泌されている原因によって異なります。

プロラクチン産生腫瘍の場合はその状態によって手術療法か薬物療法が行われます。

薬の副作用の場合は薬を制限して症状を改善させます。

また原因不明の場合はプロラクチンの分泌自体を抑えるブロモクリプチンという薬を使います。

ただ人によっては強い副作用が起きてしまう危険性もあります。


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高プロラクチン血症のまとめ

高プロラクチン血症について

・基本説明と症状

・原因

・治療法

この3点が挙げられます。

「高プロラクチン血症になっちゃうと妊娠できない」と不安になる人もいるでしょう。

プロラクチンの濃度を下げることで排卵が正常になります。

あまり気にし過ぎると、それでストレスが溜まりホルモンバランスが不安定になってしまいます。

高プロラクチン血症になった場合はしっかり医師を信頼して治療に専念しましょう。

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