排卵してない

子宮内膜症について

子宮内膜症について

排卵障害で不妊症になってしまう女性も少なくありません。

排卵障害というのはその名の通りに排卵が正常でないことを言います。

排卵を妨げる原因が多々ありますが、そのなかで子宮内膜症という病気が挙げられます。

いったいどのような病気なのでしょうか?

これからこの子宮内膜症の特徴について

・症状

・原因

・治療法

この3点が挙げられるので説明します。

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症状について

症状を説明する前に子宮内膜について説明します。

子宮内膜は子宮の内側にある膜のことを言います。

この膜は女性ホルモンの分泌とともに厚くなっていきます。

すると受精卵が着床しやすくなり妊娠の確率が高まるんですね。

このように子宮内膜は妊娠に必要な部分です。

しかし女性はつねに妊娠しているわけではありません。

妊娠していなくても子宮内膜は厚くなっていきます。

すると定期的に膜が剥がれて排出されます。

そしてまた膜は厚くなっていきます。

この剥がれた膜は通常は排出されますが、ホルモンの影響によってこの膜と同じものが子宮外に発症してしまうことがあります。

これも女性ホルモンによって厚くなり剥がれていきますが、排出することができないので体内に蓄積されてしまいます。

これが子宮内膜症です。

症状としては腰痛や腹痛が挙げられますが、一番多いのは月経痛です。

この子宮内膜症が卵巣や卵管を圧迫してしまうと排卵が正常に行えません。


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原因について

子宮内膜症の原因は移植説と化生説の2つがあります。

移植説は子宮内膜が剥がれた時にその一部が排出されず、他の箇所に移り増殖してしまう説です。

化生説は子宮内の細胞が内膜に変化してしまった説です。

どちらが正しい説なのか現在の医学では解明されていません。

この子宮内膜症ですが20代の女性が発症しやすい傾向にあります。

その理由として女性ホルモンの分泌が活発であるためです。

つまり若い女性なら誰でも発症する可能性があるということです。


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治療法について

子宮内膜症の治療は薬物療法と手術療法の2つがあります。

薬物療法の場合は薬で女性ホルモンの分泌を止めてしまいます。

手術療法は内視鏡などで問題箇所を切除します。

どの治療法にするかは病状次第です。


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子宮内膜症のまとめ

子宮内膜症の特徴として

・症状

・原因

・治療法

この3点を説明しました。

子宮内膜症により妊娠できずに悩んでいる女性は多いです。

ただ原因が不明なので確実な予防方法がありませんが生活環境が悪い女性ほど発症する可能性が高いため、睡眠や食事に気を付けることで予防することができます。

元気な赤ちゃんを産むためには普段の生活に注意を払いましょう。

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